子どもが、ある日突然学校に行けなくなったとき、母親の心に一気に押し寄せるのは「この先どうなるのだろう」という強い不安です。
- このまま行けなくなるのではないか
- 将来はどうなってしまうのか
- 普通の人生に戻れるのか
考えれば考えるほど心は暗い方へ引っ張られていきます。
母親の「思考」で現実は変わっていく
そんなとき、母親が何を思い何を信じるかで、その後の流れは大きくっ変わります。
これは後になって強く感じたことです。
小児科で告げたれた言葉
娘が学校に行けない日が続き私はどうしていいかわからず、精神面を見ている小児科を私一人で訪れました。
そこで先生は私の話を聞いた後、こう言いました。
「この子が制服を着て学校に行くことは、もうないかもしれません。」
さらに続けて、
「小学校に上がってからの8年間、いい子として頑張り続けてきた。今はその仮面を外した状態で回復には時間がかかるだろう」と。
その言葉を聞いた瞬間、目の前が真っ暗になりました。
スクールカウンセラーの全く違う見立て
その後、娘の学校のスクールカウンセラーと話す機会がありました。
その先生は全く違うことを言いました。
「この子は大丈夫です。疲れているだけです。」
「いつとは言えませんが、そんなに長い時間はかかりません。」
そしてこう聞かれました。
「お母さんは、小児科の先生と私とどちらを信じますか?」
そのとき私は、カウンセラーの言葉を信じると決めました。
信じる方向を変えた日から
小児科の予約をキャンセルし、私は毎週スクールカウンセラーの元へ通いました。
すると少しづつ娘に変化が出てきました。
やがてまた学校へ通うようになりました。
あのときもし別の選択をしていたら
もしあのとき、小児科の先生の言葉だけを信じていたら、きっと違う未来になっていたと思います。
ただ、それは先生が間違っていたという話ではありません。
当時の私は、すでに心の中で「この子はもう戻れないのかもしれない」と未来を決めつけてしまっていたのです。
親の「見ている未来」が現実になることがある
今振り返ると強く感じることがあります。
親、特に母親が何を信じ、どんな未来を思い描くかで子どもの流れは変わるということです。
大切なのは「子どもを信じること」そして
私は気づきました。
「子どもを信じることは、同時に自分を信じること」でもあるのだと。
私は子どもを信じることができる。
そう思える自分を信じる。
それができればきっと大丈夫です。
不登校は終わりではない
子どもが止まっているように見える時間も、実は内側では大きく変化しています。
そして多くの場合、思っている以上にちゃんと前へ進んでいきます。
親が信じることで、その流れは動き出すのです。


